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株式会社マルカツのクロロプレン事業および自社ブランド「BELLOWS」のウエットスーツ製造メーカー様向け製品紹介ページです

クロロプレン事業紹介

クロロプレン事業

 株式会社マルカツでは、30年以上にわたりクロロプレン加工製品、特にフィッシング業界向けに製品を開発製造してきました。

 近年、このジャンルの製品は国内工場の閉鎖が相次ぎ、中国をはじめ海外への生産地移転、生産委託が続いています。しかし、海外生産地では日本の「高品質要求に対して注文数はごく少数」という発注を嫌がり、受注を断るケースが続出しています。また、海外商社を通した注文では毎年製造工場が変わり安定した品質が保てないという問題もあります。

 弊社でも価格要求に対応するため大量生産品では海外での製造を進めてきましたが、日本においては製品へのこだわりが失われずにいることも確かです。そのような中マルカツでは国内工場を堅持し、少数ロットでも対応できる体制を維持しています。


そもそもクロロプレンゴムとは?

 ゴムとは元々「ゴムの木」という樹木の樹液を精錬して作った弾力のある不思議な物体です。これを天然ゴムといいますが、植物故に生産量や質にばらつきがありました。

 これに代わるものを化学的に作れないかと考え、作られたのが(化学)合成ゴムです。
合成ゴムにはその使用用途により様々な種類があります。クロロプレンゴムとは、その合成ゴムの1種で、耐候性、対オゾン性などに優れた特性を持つように設計されました。サーフィンやダイビングなどのウエットスーツ、フィッシングウエーダーや鮎タイツ、防寒製品に使われ、材質表示に表記されている「クロロプレンゴム」とは一般的にこのクロロプレンゴムをスポンジのように発泡させたものに布を貼り付け、破れにくくしたものを指しています。

 クロロプレンゴムを最初に販売したのが、米国デュポン社です。このデュポン社のクロロプレンゴムの商品名がネオプレン®なので、国内、海外共にクロロプレンゴム=ネオプレンという呼称で通用するというのが現状です。


材料へのこだわり

 クロロプレンゴムをはじめ、合成ゴムにはいろいろな種類がありますが、ゴムは作る過程で他の種類のゴムと混ぜ合わすことが可能です。それにより最終用途に適したゴムを作り出します。

 クロロプレンは自然に対抗できるように作られた高機能ゴムですが、反面価格が高いのが弱点です。また、合成ゴムの中には価格の高いゴムの水増し用に使われるゴムも存在します。
クロロプレン製品と名乗るもののなかには極端に価格の安いものが存在します。これらがなぜ安いのかは・・・ご想像にお任せします。

 弊社の独自製品BELLOWS(ベローズ)及び高品質要求のOEM製品にはすべて日本製の高純度クロロプレンゴムを用いています。


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株式会社マルカツ クロロプレン事業

〒729-3431
広島県府中市上下町上下807-3
TEL.0847-62-3356
FAX.0847-62-3948


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